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プール監視員の道
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2024年(令和6年)プール事故事例の一覧

2024年(令和6年)に認知されたプールにおける重大事故の一覧です。
  今後の事故防止の為に参考になれば幸いです。
2024年(令和6年)プール事故事例の一覧(2024年7月17日更新)
・発生日時
 2024年7月9日午後4時ごろ

・発生場所
 福岡市西区の総合西市民プール
・プールの概要及び状況
 50mプール水深3.3m
 消防学校の生徒52人が立ち泳ぎの訓練をおこなっていた。
・監視体制
 教官を含めた18人が訓練の監視など安全管理を行っていた。
・要救助者
 消防学校生、26歳男性

・容体・事故概要
 消防学校の生徒が水難救助の訓練にて、深さ3.3メートルのプールで立ち泳ぎの訓練をしていた。
 訓練中、水中に沈むのを待機していたダイバーが発見し、救助した。
 心肺停止の状態で病院に搬送され、8日後の17日午前11時前に死亡が確認されました。
・発生日時
 2024年7月5日午前11時ごろ

・発生場所
 高知市の公立中学校のプール
・プールの概要及び状況
 プールの水深114~132.5cm
 水深130cm付近で児童が溺れた。
 4年生2クラス36人が授業を受けていた。
・監視体制
 授業は学級担任2人と教頭1人の3人体制であったが、事故当時の状況は誰も見ていなかった。
・要救助者
 小学4年生の男児
・容体・事故概要
 小学校のプールがろ過ポンプが故障していたため、水深が10センチほど深い近くの中学校のプールで授業をしていた。(故障中の小学校のプールは、深い所で水深119センチ)。
 溺れた児童は、今年度3回目の中学校での水泳の授業。
 事故当時は、泳ぎが苦手な児童のグループで、プールサイドに捕まってバタ足の練習をしていた。
 他の児童がプールサイド付近(水深130センチ)の水の中で溺れているのを見つけ、児童2人でプールサイドに引き上げた。
 男児は意識がなく、呼吸もしていない状態で引率していた教諭が心臓マッサージ行い救急搬送されたが同日夜に死亡した。

 本事故に関する管理人の所感等については、
警備員日記>小学生が中学校プールでの水泳授業で溺れ意識不明。高知市
・発生日時
 2024年3月12日午前10時50分ごろ

・発生場所
 北海道帯広市の市民プール
・プールの概要及び状況
 50mプール水深120~140cm
・要救助者
 男性作業員
・容体・事故概要
 休館日、清掃作業を行っていた男性作業員がプールに浮いている状態で発見され、病院に搬送されましたが意識不明の重体。
・発生日時
 2024年3月16日午後1時50分ごろ

・発生場所
 岩手県盛岡市の屋内プール
・プールの概要及び状況
 深さ1メートルほどの流水プール
・監視体制
 少なくとも2人で行っていた
・要救助者
 4歳男児
・容体・事故概要
 流水プールで遊んでいた4歳男児が、あおむけで浮かんだ状態で流されているのをプールの監視員が発見し、引き上げて心肺蘇生を行い、意識がない状態で病院へ救急搬送されました。
 男児は家族と訪れていて、事故当時浮き輪などは使っておらず、一人で遊んでいたとみられている。
・発生日時
 2024年3月26日

・発生場所
 富山県の健康増進施設の屋内プール
・容体・事故概要
 床で滑って転倒が相次ぎ、複数の高齢者が転んだ際にけがをした。
・その他
 2023年12月から老朽化したプールの床を取り替えるなどの改修工事が行われ営業を再開したところ、転倒が相次いだ。
 プールの床には滑りにくい防水加工を施してありましたが、富山県によると「濡れると滑ることは把握していなかった」とし、当面の間は利用を停止し、今後の対応を検討する。
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