・代表的な安全対策 | |
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・オーバーフロー循環システム 営業時間中にプール内で水を吸う吸水口を廃止し、プールから溢れた水を回収し循環させてプールに戻す方式。 プール内で吸水として作用する時は、水を抜くための排水時のみとなり、営業時間外にしか使用しない。近年の新しいプールで用いられている。 |
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・吸水(排水)口の分散化 ・吸水(排水)口の分散化 吸水時に大量の水の吸水と、大きな圧力がかかることで巻き込まれた人の脱出が困難になることから、吸水口をプール内に複数設置し、吸水にかかる圧力を分散させたもの。 万が一の吸水口(吸水面)に吸い付くなどしても、従来のものと比べて離脱(脱出)が容易となる。 |
・桝の設置(スペースの確保) プール内の吸水(排水)口に一定のスペースを設けたうえでプールに接続する。 スペースがあることで、利用者が行き来するプール遊泳エリアに面する開口面が大きくなり圧力を分散している。 ・蓋の設置 吸水(排水)口がある桝(スペース)を覆う為の蓋。蓋は、巻き込まれ防止に格子状で丈夫なつくりであり、例え重量がある場合でもボルトによりしっかりと固定され工具を用いて意図的に作業を行わないと外れない作りになっている。 ・吸い込み防止金具の設置 吸水口に直接取り付けられた金具。 吸水口内(パイプ内)に人の手足等の一定以上の大きさの物を吸い込めないようにするための金具。 万が一巻き込まれても、内部に引き込まれないため早期に救助活動が出来るようになっている。 |
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・緊急停止装置 監視員員室、プールサイド等から操作できる位置にポンプ系統の緊急停止スイッチを設けている。 万が一の事故。事故につながる設備の不具合等が発見された時にすぐにポンプを停止させる。 |